今朝の読売新聞の朝刊をみましたか?
私が、震災以来ずっと気にかかっていて、心配していたことが記事となっていました。
震災孤児・・・。
親の帰りをずっと待っている4歳の女の子のことが出ていました。
「 おかあさん いきているといいね げんきでいますか 」
女の子が、まだ会えぬ母親にあてた手紙だそうです。
この記事を読んで、さまざまなことが思い巡って、朝から涙がこぼれました。
震災で親を失った子供たちの、これからの行く末。
子供を残して、逝ってしまった親としての無念・・・。
自分の子供がその立場だったら?
少し考えてみてほしいのです。
復興義援金も大事でしょう・・・。
でも、復興義援金は一時的なものなのです。
震災にあって、親を失った子供たちの未来を閉ざすことなく
見守りサポートしつづけるのが本当の支援なのではと思うのです。
TVでは、タレントや歌手、スポーツ選手が、
自分の絵を売ったり、再結成しチャリティーコンサートをしたり、賞金やヒット1本につきいくら寄付
といったことが連日流れています。
一見美談です。
でもね、彼らは成功をなしえた人たちなのですよ。
なぜ、そんなことをマスコミに公表し、取材をうけているの?
なんで、そんなことしないで自分の金を寄付しないの?
そこに、大いなる打算が透けて見えているのです。美談という打算が。
TVキャスターの久米氏は、2億円をポンと赤十字に振り込んだという。
メジャーリーガーのイチローもしかりです。
AKB48は、まず5億円寄付してから義援金の寄付活動をしているそうです。
彼女たちを見直しました。立派です。そしてスタッフも。
SMAPもしかりです。
この国には、すぐに寄付ができない土壌があるのでしょう。
特に、成功した人たちに多いように思われます。
東北地方の復興には、これから多くの時間とお金が必要となるでしょう。
でも、どうか親を家族を失った子供たちのことを忘れないでいて上げてください
そして、手を差し伸べてあげられるように、自分も精一杯生きなければ。
被災した子供たちが笑顔で暮らせる日本を一生懸命作るのが私たちの使命なのだから。