先週、娘の幼稚園の卒園式がありました。
入園した時は、あんなに小さくて大丈夫なのかと、見ているこちらがハラハラしっぱなしでしたが
卒園式で凛とし、卒園証書をいただき別れの歌を唄う姿を見ていて
子供の成長に驚かされるとともに、3年間の事が想い起こされて
感無量になり、少し涙がこぼれました。
娘のあふれんばかりの笑顔とキラキラとした瞳を見ていて
この子はこれから、いくつもの出会いと別れを経験しながら
未来に歩んでいくんだなぁと思いました。
きっと娘にとって、かけがえのない宝物のような時間だっともいます。
この子には、これから無限の未来が待っています。
親として、子供が思い悩んだときに道標となってあげられるように
自分自身も精一杯生きていかなければ・・・。
東北では、今回の震災で多くの子供たちが命を落ちしたり
行方不明となっています。
また、家族が被災し自分だけ助かった子も。
あの子たちにだって、希望にあふれた未来があったでしょう・・・。
そのことを考えると、とてもやるせなく、せつなく悲しい気持ちになります。
うちの子とあの子たちは、何の違いもないのです。
ちょっとの運命のかけ違いで立場がそうなってしまったのでしょうか?
娘には、生きていることに感謝をし、
人に感謝する人になってもらいたい・・・。
そんな亊を想った、春の一日でした。